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将棋に女子高生名人 里見が「女流」奪取、2人目の10代2冠(産経新聞)

 将棋の清水市代・女流名人(41)に高校生棋士の里見香奈・倉敷藤花(17)が挑戦している第36期女流名人位戦五番勝負の第3局は、10日午前9時から東京・千駄ケ谷の将棋会館で行われ、午後5時、131手までで先手の里見が勝ち、3連勝で初の女流名人位を獲得した。現役女子高校生の女流名人誕生は、元女流棋士の林葉直子さん以来、2人目。

 10代(17歳11カ月)での女流名人獲得は、15歳で獲得した林葉さん、16歳6カ月の中井広恵女流六段に次ぐ史上3位の年少記録。10代の女流2冠は林葉さん以来2人目となる。

 里見は島根県出雲市生まれ。森●二九段門下で平成16年9月、プロである女流2級に昇級。20年に初タイトルの倉敷藤花を獲得、昨年初防衛した。タイトル獲得は通算3期となった。

 3月に高校を卒業する里見にとって、女流名人はプロとしての大きな目標。膝にはトレードマークともいえる青いタオルを置き、戦闘モードで女流棋界第一人者の清水に挑んだ。振り飛車党の里見は今シリーズも飛車を中央や3筋に振って戦う得意の戦法をとり、終盤の鋭い攻めから付けられた“出雲のイナズマ”の本領を存分に発揮した。

 里見は「目標だった女流名人になれてすごくうれしいです。プロになって約5年ですが、あっという間の気がします」と話した。

●=谿の谷が隹

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